母乳はのんびり待ちましょう
「はいっ、3ccですね。」助産婦産の元気な声とは裏腹に落ちこむ産後ママ。(こんなんで母乳育児なんて出きるのかなあ。)授乳のたびに不安になる産後ママは多いはず。出る人はぐんぐん出るようになるし、出ない人は退院になってもちょろちょろしか出ない。
体質の差とは言え、産後ママにはこたえます。でも、ここで焦ったらいけませぬ。そのうち出るさ〜。ってな気持ちでおいでなさい。赤ちゃんだって小食もいれば大食漢もいる。ママだって初めから出る人もいれば徐々に出て来る人もいます。半年かかかった、なんて話も良く聞きます。
だからしょぼくれず気長に待ちましょう。半年頑張れば、あとは離乳食の力も借りられます。授乳は、がばっと乳輪までくわえさせるのがコツ。先っぽだけ吸わせているとあっという間に乳首を痛めてしまいます。母乳が足りているか不安で毎回毎回赤ちゃんの体重を量る産後ママがいますが、そんな神経質になっていたら出るものも出なくなってしまいます。
2時間でもぐっすり寝て、ウンチもおしっこも出れば大丈夫。もし長い間便秘で、体重が
減るようなことがあれば助産婦さんなどに相談しましょう。ミルクという選択になったとしても、決して落ちこむことなんてありません。
母乳の量はママの偏差値ではないのですから。赤ちゃんにとってはママの存在自体が
全て。だから、母乳育児にこだわりすぎて大切なものを見失わない様にしましょうね。