子育て 悩み

ベビーサインは必要?

4〜7ヶ月齢児は頻繁に意思表示をするようになってきます。でも発する言葉は「あー」とか「うー」ばかり。(ドラえもんの翻訳コンニャクさえあれば…。)と思ってしまうのは当然ですね。ここ数年注目されているのが欧米から伝わってきた”ベビーサイン”。

 

赤ちゃんの手話のようなものです。生まれて数ヶ月の赤ちゃんが上手におててを使ってママとお話している様子を見せられたら誰だって飛びつきたくなりますよね。右を見ても左を見てもベビーサインを奨励する情報ばかり。

 

でも、あえて私は警鐘を鳴らします。赤ちゃんは泣き方、声、顔の表情などを使ってママに気持ちを伝え、ママは悩み苦しみながらもわが子の意思表示のパターンを全身で学びとってゆきます。それはその子のママにしか出来ない大切な作業。

 

なのにそれを全部手話にしてどの子にも同じように教えこみそれを使って意志表示させるというの子育ての怠慢です。それではママ以外の人と意志疎通が出来ず子育ての密室化は進むばかり。また、子供が話せる時期になっても手話に頼って発話に障害が出るという弊害もあるそうです。

 

今やイングリッシュベビーサインとやらも出現し早期教育は留まる所を知りません。4〜7ヶ月齢児は何も求められることなく愛されることが大切です。私達だってベビーサインなどしなくてもみんなちゃんと育ってきてますよね。誰かが作ったサインでなくあなたの赤ちゃんのサインを読み取ってあげましょう。

 

それが本当の親子の姿だと私は思います。

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