危険から赤ちゃんを守ろう
8〜12ヶ月齢児の成長の早さには目を見張るものがあります。楽しみが多い分、危険もいっぱいで家庭内の育児
も不安ですよね。先進国の場合、乳幼児の死因の一位は不慮の事故。赤ちゃんの冒険を応援するためにもお家の
危険チェックしておきましょう。危険から赤ちゃんを守るための安全用品は多く市販されています。ここではマ
マがすぐ出来るものをご紹介します。まずはドア挟み防止ガード。牛乳パックを長方形に切りジャバラに折って
両端をドアと壁に貼るだけです。家具などの角はダンボールに切込みを入れて直角に曲げたものをガムテープで
とめてカバーします。でも危険個所を全てカバーすることは出来ません。そこで古いバスタオルを筒状に縫い、
その中に要らない布などを詰めて口を閉じたものをいくつか作っておき、転んで赤ちゃんがケガしそうな危険な
所に置いておきます。これだけで、だいぶ違うんですよ。あとは、不便でも細かいものは上の方に移動させてお
いたり、ガス台の鍋の取っ手を必ず向こう側にする習慣をつけるなどして危険を避けましょう。ただ、本人にも
危険なことを教える必要があります。4〜7ヶ月齢児は体で覚えさせるのが一番。少し熱めのやかんを触らせて驚
いている本人の前でそれをストーブの上に置いて見せたり、少々の段差なら転ぶのを承知で行かせてみたり。育
児は時に心を鬼にしないといけません。その経験の積み重ねが子供の命を救うことになるのですから。