子育て 悩み

手伝いは家族の一員の証

塾や習い事で忙しい昨今の子供たち。夕飯を食べる頃にはぐったりでしょうね。英語ができてピアノも弾けて上手に泳げて勉強ができて、それでももっともっとと親の要求は際限無しです。でも、そんなにたくさんすごいことができても自分の身の回りのこともできないようじゃ困ります。

 

靴紐が結べなかったり、皿にラップさえかけられないなんて子、結構多いんですよ。まずは生活ありきではないでしょうか?自分の身の回りの始末、家の手伝いはしつけの軸です。それを親が忙しいからとしつけず代わりにやってしまっていては将来困るのは子供です。手伝いは家族の証しです。

 

家族の一員である以上自分のできることはさせるようしつけるべきです。皿運びでもタオルたたみでも構いません。少しずつでも毎日するようしつけるようにしましょう。手伝いをする時間さえもないというときは習い事の数を減らすことを考えるべきではないでしょうか。

 

1日10分の時間さえもおしいなんてとても子供の生活とはいえません。親も「ありがとう。助かった。」と声をかけてあげてください。手伝いをすることで家族から感謝されるという体験はとても大切なんです。自分が人の役に立っていると実感することで子供は責任感を学びます。いずれ家族という小さい単位から社会という大きな世界へと羽ばたいて行ったときにその体験が必ずや生きてくることでしょう。

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