子育て 悩み

年中行事を楽しもう!

季節感のない暮しは日々の喜びや自然への感謝の気持ちが薄れてしまいます。そんな暮しのスパイス的存在が年中行事です。植物図鑑を頼りに集めた七草で作る七草粥を手始めに、節分の豆まき、節句、七夕、お月見、冬至のゆず風呂など季節季節の年中行事を家族で楽しんでみてください。

 

ひとつひとつに大切な意味合いがこめられているこれらの年中行事はダラダラしがちな普段の生活に喝を入れ私達の背筋をしゃきっとのばしてくれます。とかく保育園や学校任せにしがちな年中行事ですが家庭主導で楽しまないともったいないです。本格的にしなく

ても気持ちさえ表れていればよいのではないでしょうか。

 

季節の移り変わりを親子で楽しむことできればOKとしましょう。その中に様々な生きる知恵が隠れていることを子供は追々理解してゆくことでしょう。ススキを飾って団子を作ったり、ヒイラギの葉っぱをいわしの目に刺したり、痛い思いをして棘のある木からゆずをとったり。そんな経験のひとつひとつがやがて子供が大人になったとき豊かな想い出として心に蘇ることでしょう。

 

年中行事の絵本も多く出ているので共に楽しむのもいいいですよ。お月見の夜に月を眺めながらいわむらがずおさんの『14ひきのお月見』など読んであげたら、その年のお月見は永遠に子供の心に刻まれることでしょう。親も子供がいるからこそ何倍も年中行事を楽しむことができるんですね。

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