移住という選択
時間とお金がものをいう街の生活の中で子育てをするのは便利な反面何かとストレスが大きいものです。（一生に一度しかない子供時代をのびのびと過ごさせてあげたい）そう思うなら移住という選択もあります。移住といってもこの狭い日本、それほど奥地へ行かなくても郊外にいくらでものんびりしたところを見つけられるでしょう。
土地も安く、ただで畑や田んぼを借りられ、季節の野菜もたくさん頂けて食卓は断然豪華になります。学校は小人数制で指導も行き届き、教室を飛び出して大自然の中での授業もあります。学校まで少々歩くかもしれませんが、それがかえって良いのか陸上競技などで好成績を修める子が多いようです。
とにかく近所に気がねなく子供を好きなだけ遊ばせてあげられるのが親としては嬉しいところ。夏の川と冬の田んぼが子供の遊び場。子供が少ない分、地域の目がしっかり子供を見守ってくれます。プライバシーはあってないようなものですが、子供は皆で育てるものという風潮がママの心をぐんと軽くしてくれます。そのかわり移住したからには自分たちから積極的地域に溶け込まないといけません。
お互い様の精神が根強く生きていますからね。問題は仕事の種類が極端に少ないということ。家計を支えるパパが移住によって転職するとなると地域の中で仕事を探さなければなりませんからね。それさえクリアすれば田舎への移住は親子にとって想像以上に実のあるものとなるでしょう。